WEB診療予約

内視鏡検査

ENDOSCOPY

  • COVID-19について
  • AI事前問診
  • 自由診療

当院の
内視鏡検査
について

ABOUT

内視鏡検査の説明に入る前に、当院の内視鏡検査におけるモットーについてご紹介いたします。

1わかりやすい説明

内視鏡検査に限らずどんな検査でも「自分はこれから何をされるのか」ということがわからないと、強い不安を感じると思います。また「検査は受けたが、結果説明の意味・内容・医学用語がわからなかった」とお話しされる患者様にしばしば遭遇します。
せっかく検査を受けて頂いたにも関わらず、患者様に伝わるように説明をしなければ、それは患者様の不利益となります。
当院では不安の少ない状態で検査を受けていただけるよう、また検査結果についてもお互いが共有できるよう、わかりやすい説明を心がけます。

2丁寧で苦痛の少ない検査

皆さんの抱く内視鏡検査(特に胃カメラ)のイメージは「オエッとなって苦しそう」「呼吸ができなくなるんじゃないか」「苦しそうだから受けたくない」といったものが多いかと思います。
私も以前、口から入れる内視鏡検査を受けましたが、ベテランの上手な先生にやって頂いたにも関わらず、非常に苦しい思いをしたことを覚えています。
当院では経鼻内視鏡(細い内視鏡)を用いた上で、丁寧な内視鏡操作、適切な声かけや看護師による補助等を行い、患者様の苦痛を少しでも和らげられるように検査を行って参ります。

※それでも不安が強い場合や、以前に内視鏡検査で非常に苦しい思いをしたという場合は、鎮静剤の使用も可能です。
(鎮静剤の使用については、検査終了後に眠気が残ることによる交通事故の危険性や、患者様の状態・体調によっては使用が難しい場合もありますので、診察の際に良く相談して決めていきます)

消化管
内視鏡検査

ENDOSCOPY

当院では上部消化管内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)、および下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)を施行しております。
それぞれの検査について簡単に説明させていただきます。

あくまで簡単な流れになりますので、各項目についての詳細等についてご質問、不安な点等ございましたら、受診の際および検査前に遠慮なくご相談ください。検査の説明と同意(インフォームドコンセント)の元、内視鏡検査を行って参ります。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)とは

上部消化管とは食道、胃、十二指腸を指します。口から、もしくは鼻から内視鏡(カメラのスコープ)を挿入し、モニター画面を見ながらリアルタイムでそれぞれの臓器の状態を観察していきます。

異常がない場合は観察のみで終了、もし病気が見つかった場合は必要に応じて生検(見つかった病変の一部を器具を使って採取し、顕微鏡での精密検査を行う)を行います。

どんなときに検査を受けるのか

1いわゆる「胃の調子が悪い」とき

具合的には、胸のあたりやみぞおちの痛みがある、胃の不快感やむかつきがある、げっぷが多い、胸焼けがする、胃液が上がってくる…といった症状がある場合に検査をお勧めします。 また、ご家族にピロリ菌感染歴のある方にも検査をお勧めしています。

2胃がん検診で要精査となったとき

自治体や職場での検診(バリウム検査)、人間ドックでのバリウム検査で要精査となった場合、バリウム検査では診断しきれない病変を内視鏡検査で精査することになります。

その他には、黒い便が出ている時、体重が急に減少した時、採血で貧血を認めた時なども、上部消化管に病気が隠れている場合があるため検査をお勧めします。

検査の流れについて

1経口内視鏡
検査前に、胃の中をきれいにするために消泡剤(ガスコン®︎)を飲みます
喉の反射を抑えるため、局所麻酔薬を用いて喉の麻酔をかけます
検査室に移動し、検査台に乗って左横向きに寝て頂きます
マウスピースをくわえます
カメラのスコープが口より挿入され、検査が始まります
検査中は肩・首・のどの力を抜き、唾液は呑み込まずに口から外に出すようにすると、スムーズに検査が進みます。げっぷはなるべく我慢してください。検査はおおむね5〜10分程度で終了します
検査後は特に異常がなければ、結果をお伝えしそのままご帰宅いただきます。もし病変が見つかり生検をした場合は、外部の検査機関に検査を依頼するため、後日結果説明となります
2経鼻内視鏡
検査前に、胃の中をきれいにするために消泡剤(ガスコン®︎)を飲みます
鼻の通過を良くする薬(プリビナ®︎など)を噴霧・点鼻します
鼻の中に、スプレーやスティックを用いて局所麻酔薬を投与します
検査室に移動し、検査台に乗って左横向きに寝て頂きます
カメラのスコープが鼻より挿入され、検査が始まります
検査中は肩・首・のどの力を抜き、唾液は呑み込まずに口から外に出すようにすると、スムーズに検査が進みます。げっぷはなるべく我慢してください。検査はおおむね5〜10分程度で終了します
検査後は特に異常がなければ、結果をお伝えしそのままご帰宅いただきます。もし病変が見つかり生検をした場合は、外部の検査機関に検査を依頼するため、後日結果説明となります

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)とは

下部消化管内視鏡検査では、大腸(結腸と直腸)と小腸の一部(回腸末端)を調べるために、肛門から内視鏡を挿入し、モニター画面を見ながらリアルタイムで腸の粘膜を観察していきます。 異常がない場合は観察のみで終了、もし病気が見つかった場合は必要に応じて生検を行います。また、治療の必要なポリープがあれば、スコープの中に器具を通してポリープを切除する、ポリペクトミーを行うこともあります。

どんなときに検査を受けるのか

1便秘、下痢などの慢性的な便通異常があるとき

腸炎(食当たり)などのよる一時的な下痢や、数日で自然に改善するような便秘はどなたでも経験したことがあるかと思います。その場合は急を要する検査の必要性は低いですが、便秘や下痢が慢性的に続く(数ヶ月単位、もしくは定期的に繰り返す)場合は、腸の中に原因となる病気が隠れている可能性があるため、検査をお勧めします。

2血便が出たとき

便器に血がつく、排便後にペーパーに血がつくなど、肉眼的な血便がある場合も検査をお勧めしています。痔核出血や裂肛(いぼ痔、切れ痔)のことが多いですが、ポリープや大腸癌、特殊な腸炎が出血源となっている可能性もあるため、一度でも出血があったら検査をお勧めします。

3大腸がん検診(便潜血検査)で陽性となったとき

大腸がん検診で用いられる便潜血検査では、便の中に血液の成分が混じっていないかを判定しています。陽性となった場合は、肛門もしくは腸の中に出血源が存在する可能性があるため、内視鏡での精密検査が必要になります。

検査の流れについて

検査前に腸の中をきれいにするため、下剤を使って前処置を行います
検査当日は、検査台の上に左横向きに寝て頂き、肛門からカメラのスコープを挿入します
検査中はリアルタイムで画像を見て頂きながら、腸の中を観察していきます。腸の形、長さによって検査にかかる時間が前後しますが、おおむね10〜20分程度で検査が終了します
検査後は特に異常がなければ、結果をお伝えしそのままご帰宅いただきます。もし病変が見つかり生検をした場合や、ポリープに対し切除を行なった場合は、外部の検査機関に検査を依頼するため、後日結果説明となります